1963-12-12 第45回国会 参議院 内閣委員会 第2号
次に、(4)の日本海における浮流機雷については、いまだに危険きわまる機雷が沿岸に漂着、爆発し、住民、家屋に被害を与えているにかかわらず、これを完全に一掃し得る体制が、必ずしも十分とはいえない点に問題があると思われます。
次に、(4)の日本海における浮流機雷については、いまだに危険きわまる機雷が沿岸に漂着、爆発し、住民、家屋に被害を与えているにかかわらず、これを完全に一掃し得る体制が、必ずしも十分とはいえない点に問題があると思われます。
特に当庁のごとく大型船の配置はわずかに一隻のみであり、これを浮流機雷の警戒に充てるため、その行動の大半がこれに占められておる実情では、この間にもし万一青函連絡船等の大海難が発生しても、その救助活動はきわめて困難な状態にありますので、大型船の増配及び連絡施設の完備、でき得れば哨戒機、ヘリコプター等の配置も考慮すべきであり、なお、かかる問題は一部特定地域のみの問題ではなく、海上保安庁全体についても言える
四番目に、浮流機雷の捜索処分でありますが、日本海及び津軽海峡方面における機雷の出現状況は、毎年減少の傾向を示しておりますが、まだ楽観を許さないので、北海道の白神岬、青森県の龍飛崎にあります機雷探知所のレーダーと、函館、新潟、舞鶴の各航空基地にヘリコプターを置いておりますが、それを動員いたしまして、防衛庁とも協力して海空からの立体的哨戒を行なっておるのであります。
○松野説明員 まず最近津軽海峡の中で確認されました浮流機雷の数について申し上げておきたいと思いますが、津軽海峡の中で確認された機雷は昭和二十六年に三個、二十八年に二個、二十九年に二個、三十年に一個、三十一年に四個、昨年は津軽海峡の中では発見されておりません。
○正木委員 ただいま津軽海峡における浮流機雷の状況について報告があったわけですが、この機会に私は一言海上保安庁に御質問を申し上げたいと思います。海上保安庁としては、例年のことでございますが、どのようなこれに対する警備をしておって下さるのか、その点をまずお伺いしたいと思います。
せしむるために国民の協力を求める、国民のまた世論を尊重して合理化のできる範囲は合理化していく、そうして経営の合理化と同時に、三十七万の国鉄職員に対しては、ほんとうに自発的に労働意欲を荷揚させるという一点からいってみても、やはり国民の支持を受けなければだめですから、国民に不安を与えておいたのではいかぬ、また青函連絡船のことを申し上げるようでございますけれども、あの青函連絡線の航路に、それを横切って東の方で浮流機雷
それで青函連絡船の航路の東の方で浮流機雷が発見されたということだが、正木君の親しい青函連絡船の船長の話では、夜間の航行は危険で心配で、とにかくやれないのだ、実際問題として、海上保安庁の方も真剣にやってくれておるが、あの程度のことでは安心して航行ができない。大体腹の中では、願わくはここ当分、安心のできるまで夜間の航行を一つやめてもらいたいというような希望もあるように聞くのです。
青森県のちょうどのど首のところを出て相当波の高い函館に向っていくところが、浮流機雷の流れてくるところでありますから、これはどっちに向いて流れ込んでくるかわからないけれども、しかし大体常識的に判断すれば、ちょうど青森と函館との中間くらいにいつもそういう遭難事件があるということを想定して、どこに待機しておるのか。
その次にたとえば列車ボーイの問題は、きのうは少し中途半端に質問申し上げましたが、青函連絡船の航路安全確保のために、もし万一、洞爺丸事件のようなことが起ることを希望いたしませんが、青函連絡船の航路を通り抜けて東の方に浮流機雷が通り越したというので、かなりここで問題になりました。
この間から問題になりました青函連絡船の浮流機雷に関する万一の場合の措置につきましては、この間申し上げました通り関係方面と密接な連絡をとりまして、その対策をちゃんと立ててありまして、必要があればフリゲートでも何でも出てもらうように、即時即応の態勢を整えております。 洞爺丸の関係につきましては、私も大へんお気の毒と存じまして、なるべく早く審決が下ることを期待しておるわけです。
そうしてまたさらに進めば——今お話のようにことしは浮流機雷の方が幾らか早目に参ったので、それで早目に警戒態勢をしいて、早目に船が配備についておるわけでごさいますから、ということは、言葉をかえて言えば、ほかの方面にそれだけの余裕がないということで問題になっております。
一番安全なことは、ソ連製の機雷であるということが明らかであり、少なくとも朝鮮事変以来こういう浮流機雷が増加して参ったということになりまするならば、その機雷を使用している海面もまた明らかだと思うのです。ですから、その使用しておる海面がどこの国に所属しておるかということも、これはもうきわめて明らかなのです。議論の余地はありません。
大蔵事務官 (主計官) 岩尾 一君 海上保安監 (警備救難部 長) 砂本 周一君 日本国有鉄道参 与 (船舶部長) 西阪 文雄君 専 門 員 志鎌 一之君 ————————————— 本日の会議に付した案件 青函連絡航路における浮流機雷問題
————————————— 本日の会議に付した案件 道路運送法の一部を改正する法律案(内閣提出 第一〇二号) 倉庫業法案(内閣提出第一五一号)青函連絡航 路における浮流機雷問題に関する件 —————————————
○吉野国務大臣 一言御報告申し上げておきたいのですが、この前浮流機雷に関して青函の夜間航行についてのお話がございました。その後海上自衛隊と私の方といろいろ相談いたしまして、海上自衛隊の方からも船を回してもらいまして、そして整いましたので、日曜日からやることにいたしましたから、そのことだけちょっと御報告いたしておきます。
前会に引き続き、青函連絡航路における浮流機雷につき、政府より説明をいたしたいとの申し出がございますので、これを許します。吉野国務大臣。
そこでもう一つ、それらの意味でお伺いしたいのですが、幾つかの浮流機雷が発見されておりますけれども、私どもの聞いているところによりますと、巡視船あるいは自衛隊の船舶が発見するよりも、漁船が発見する率の方が多いというふうに聞いております。その実情はどうなんですか。
○下平委員 最近の新聞報道等では、津軽海峡に浮流機雷が現われてきて、そのために青函連航路が夜間運航を停止しておるような報道がありました。相当重要な問題であろうと思いますので、浮流機雷の状況並びにこれが対策について若干質問をいたしたいと思います。 保安庁の方々に、浮流機雷の今現われている状況はどんな状況か、まずお伺いしたいと思います。
第九管区海上保安本部は、新潟、伏木、七尾の各海上保安部、新潟航空基地、両津、福浦の各海上保安署、小木分室並びに管内十四カ所の航空標識事務所を下部機構として持っているのでありますが、この管区が他の管区と比較いたしまして、その業務内容の点で特に著しい特質としてあげ得る第二点は、この管区が日本海の浮流機雷の処置についての業務の点でありまして、季節的に十一月から翌年三月までの間に日本海方面に多くの浮流機雷が
われわれの方といたしましては、現在の警備の状況は海難が非常に多く、あるいはまた昨今浮流機雷が非常に多くなつておりますが、でき得る限りしぼりまして、現在ではおよそ二十隻くらいの巡視船が、交互に五隻程度現場に出て、水産庁の監視船と相提携して、現場の操業の維持並びに安全保護ということに努めておるわけでございます。
また遠く日本海方面の浮流機雷等の捜索処置に当る船も、おおむねかような新鋭の船が必要でございまして、日本海は冬期には西風が強く相当しけますものですから、在来船では非常に困難を感じております。
日本海方面の浮流機雷の点も、実は漸減の傾向を見ておりましたが、どうした関係かこの一月はすでに十一個ありました。浮流が二個、漂着が九個であります。このことはちよつと気になるわけでありますが、今後どういうことになりますか。毎年一番よけいに現われるのは二月の月であります。これが今日まで漸次減つておつたのが、この一月だけは特異日の現象としてちよつとふえましたので、これも気になつております。
なお、日本海方面の浮流機雷の状況はその後漸減の傾向を辿つております。 航路標識の整備は、昨年の予算削減によりまして、当初の計画を相当割愛するの余儀なきに至りましたが、国際的重要航路に当る潮岬及び大王崎両電波標識局の新設を初め、燈台三十三基、浮標三十五基を新設する等、重点的に日本近海における航行の安全を図つております。
なお、日本海方面の浮流機雷の状況は、その後漸滅の傾向をたどつております。 航路標識の整備は、昨年の予算削減により当初の計画を相当割愛するの余儀なきに至りましたが、国際的重要航路に当る潮岬及び大王崎両電波標識局の新設を初め、燈台三十三基、浮標三十五基を新設する等重点的に日本近海における航行の安全をはかつております。
遺憾ながら海峡に浮流機雷がときどき流れるということで、その補修も十分に行かないということから、マイクロウエーブを使つてたくさんの通信回線を一気に作成しよう、こういうようなことで長い間の研究の結果、そこへ設けられたのであります。
○山崎(岩)委員 この浮流機雷は、戦時中よりも大東亜戦争終了後において、その危険性が非常に大きくなつて来たわけであります。流れることも非常に多くなつた。今度の朝鮮休戦にこれは何らか関係があるのじやなかろうかと私は思う。朝鮮の休戦によつて何か浮流機雷の装置にしかけをしたか、あるいは浮遊して来たか、いろいろな点において、朝鮮戦争の休戦ということの影響があるのではなかろうかと私は判断する。
○山崎(岩)委員 この浮流機雷の脅威に対処するために、国鉄当局におきましては、東津軽郡の竜飛崎に非常に強力な性能を持つておりますところのレーダーを設けたのであります。
終戦以来数箇年間にわたりまして、青函連絡線は浮流機雷の危険性がありますので、夜間航行をとりやめておつたわけでありますが、幸いにして浮流機雷の危険性がなくなつたので、夜間航行のとりやめを解除いたしました。
次に浮流機雷の状況でございます。これは御承知のように昭和二十六年度あたりは相当に日本海方面で猖獗をきわめましたが、幸いにして最近非常に減つております。本年度に入りましてからもきわめて少いのであります。しかしこれは万一のことがございますので、これに対する警戒態勢は少しもゆるめておりません。
青函連絡船の問題でありますが、御承知の通り津軽海峡の浮流機雷は、幸いにしてここ一、二年というものは、全然流れて来ていないような状況を私は地元でもつて見受けているのであります。しかるところいまだに青函連絡船の夜間航路が停止されておりますが、もはや解消されてもよろしいかと、私地元においてかように考えているのであります。